新生児聴覚スクリーニング検査とは、早期に難聴の有無を発見するために、赤ちゃんに行う聴覚検査です。
先天性難聴は1000人に2人にあるといわれています。
難聴のあることに気づかずにいますと、ことばの発達が遅れたり、コミュニケーションとりにくいなどの支障がおきます。
早くに発見することによって、赤ちゃんの言語の発達を助けることが早くから始めることができます。
検査方法は、当院ではABRという検査をしています。
この検査では、小さい音をイヤホンから聞かせて脳からの電気的反応を皮膚表面の電極にて検出します。
赤ちゃんに痛みなどはなく、検査による負担は全くありません。
赤ちゃんが眠っていれば数分から10分くらいで終わりますので検査は赤ちゃんが授乳後ぐっすり眠っているときに行わせていただきます。
入院中に検査にパスしなかった場合、1週間健診、1か月健診で再検査をしそれでもパスしない場合は専門の病院をご紹介します。